大谷翔平「いい一日だった」菊池からの衝撃弾は「振り遅れましたがいい角度でいってくれた」3打数1安打1打点 手術明けも「違和感なく」
「オープン戦、ドジャース6-5エンゼルス」(28日、グレンデール)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が「1番・指名打者」でオープン戦初出場。先発したエンゼルスの菊池雄星投手(33)と対戦し、いきなり先頭打者本塁打を放った。
大谷は「スケジュール通り3打席たったのは一番。球数も見ながらスイングして空振りで体も問題なかったのでいい一日だった」と納得の表情。菊池からの一発は「振り遅れましたがいい角度でいってくれてよかった。自分の1打席目、しっかり打席をつくっていけたらと思った」とうなずいた。
ともに岩手・花巻東出身で菊池は大谷の3つ年上。初回の打席では3-2からの6球目、高め直球を振り抜き、左越えに本塁打を放った。打った瞬間、大谷は打球方向を見ながら確信歩き。バットを放り投げて一塁へ走り出した。
二回の第2打席は菊池の変化球を仕留めきれず、遊飛に倒れた。第3打席は内角直球に空振り三振だった。3打席終了後、球場裏へ引きあげた。
大谷は昨年10月26日のワールドシリーズ第2戦で二盗を試みた際に左肩を脱臼。昨年11月に左肩関節唇の手術を受け、投球プログラムと並行し、リハビリメニューをこなしてきた。
大谷は「体の状態、動き方は比例してくる。今日は違和感なくできた。明日の反応見ながらリハビリもしていきたい」とうなずいた。





