オリオールズ・菅野智之 米実戦デビュー2回2安打無失点、1四球 オープン戦初登板 最速150キロ 米記者の緊張した?の問いに笑顔で「NO」
「オープン戦、パイレーツ7-3オリオールズ」(26日、ブラデントン)
オリオールズの菅野智之投手がオープン戦に初登板。米実戦デビューのマウンドは2回2安打無失点、1四球だった。28球を投げてストライクは17球。最速は150キロ。
35歳のオールドルーキー。巨人時代と同じ背番号「19」をつけた右腕は初回、先頭、メジャー12年目のファムに対し、初球、148キロ直球で見逃しストライクを取った後、140キロカットボールを三塁内野安打にされ、走者を背負う。しかし、4年連続20本塁打超の主砲レイノルズをカウント0-2と追い込み、137キロスプリットで二ゴロ併殺。17年WBCで対戦したメジャー17年目の大ベテラン、マカッチェンを初球、カットボールで遊ゴロに打ち取り、イニングを終えた。
控え捕手候補のサンチェスとのバッテリー。二回は23歳有望捕手のロドリゲスをカウント1-1からカットボールで三飛に打ち取り、続く5番ヘイズをカーブで右飛。2死を奪ったが、6番フレイジャーにはカウント2-1から低め、ボールになるスプリットを中前へ運ばれ、カイナーファレファにはカウント2-2と追い込みながら最後はカーブがワンバウンドになって四球を与えた。2死一、二塁のピンチに陥ったが、昨季3A16本塁打のホールには2球連続スプリットで空振りを奪い、フルマウントまで粘られたが、最後はこの日最速150キロ直球で二ゴロに打ち取り、予定された2イニングを終えた。
菅野は昨オフに巨人から海外FAでオリオールズと1年1300万ドル(約20億円)で合意。米記者によると、降板後の取材で「緊張しましたか?」の問いに笑顔を見せて英語で「NO」と答えたという。





