ロバーツ監督 大谷翔平の初ブルペンで驚いた2つのこと 「最速151キロ」と「自己認識の高さ」 東京開幕戦の前に打者に投球

大谷の術後初ブルペンについて話すロバーツ監督(撮影・小林信行)
ノーワインドアップで投げる大谷(撮影・小林信行)
昨年11月の左肩手術後初めてブルペンで投げる大谷(撮影・小林信行)
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 「ドジャース春季キャンプ」(15日・グレンデール)

 大谷翔平投手が昨年11月の左肩手術後、初めてブルペン入りし、ノーワインドアップでフォーシームとツーシーム直球系を14球投げた。最速は94マイル(約151キロ)を計測した。

 大谷の投球を見守ったロバーツ監督が「GOSH(なんとまあ)」と、感嘆ワードを用いて言及したのは球速だ。コンスタントに92マイル(約148キロ)~94マイル(約151キロ)出ていたことを明かし、「すごく良かった。彼も満足そうだった。制球もとても安定していた。先に進むためにとても前向きになれることだ」と話した。

 この日のブルペン入りで大谷が楽しみにしていたことは?そんな問いかけに指揮官は「まずは投げ始め段階での球速と、次はツーシームの動きだと思う」と答えた後、「興味深いのは彼が自分を熟知していることだ。だから、彼の考えの多くはメトリックス(指標)が示すものと一致している」と、大谷の“自己認識”の高さに感嘆の声を上げた。

 ブルペン投球練習の次の段階は打者へ投球だ。指揮官は「どういう形になるか分からないが、東京(3月18日に開幕戦)へ行く前の打者と対戦することになると思う」と話した。

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