大谷翔平「50-50」達成記念球が競売へ 最低入札額は50万ドル

 米国の競売会社「ゴールディン」は25日、ドジャース・大谷が19日に放った50号本塁打のボールを27日から出品すると発表した。大谷はこの本塁打で史上初の「50本塁打、50盗塁」の快挙を達成した。

 最低入札額は50万ドル(約7200万円)に設定された。10月9日までに入札額が300万ドルを超えず、入札とは別に450万ドルを支払う人物が現れれば、すぐに売却するという。

 スポーツ専門局ESPNによると、ドジャースは球場でボールを捕った観客に買い取りを申し出たが、拒否された。提示額は30万ドルだったとの情報もある。

 ゴールディンのウェブサイトには、公式球と証明する大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーの署名が刻印されたボールの写真が掲載された。打撃時に付いたとみられる薄い黒い痕も確認できる。関係者が透明なケースに入れたボールを見せ、金庫に保管する映像も公開した。

 ゴールディンは大谷が8月に「40本塁打、40盗塁」を達成した際の本塁打のボールも出品中。25日時点の入札額は3万7100ドルで、28日に締め切られる。

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