ドジャース広報が大谷翔平を徹底ガード 水原容疑者関連の質問さえぎり「ここでは野球の話だけにしてくれ」き然と対応

 試合後、報道陣の質問に答える大谷(撮影・小林信行)
 試合後、報道陣の質問に答える大谷(撮影・小林信行)
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 「ドジャース7-8パドレス」(12日、ロサンゼルス)

 試合後、ドジャース大谷翔平選手の取材対応で緊迫した空気が走る場面があった。

 米メディアとの取材応対で2問目に記者が「水原一平のことだけど」と切り出した瞬間、球団広報が質問をさえぎる形で「ここでは野球の話だけにしてくださいは」とピシャリ。球団が前面に出て大谷をガードする形となった。

 その後、すぐさま米メディアも松井秀喜氏が持つ日本人最多ホームランの話題へと移り「長距離のバッターとして憧れの存在。そういう方に記録で並べたのは幸せです」と語った大谷。試合前に元通訳の水原一平容疑者が訴追されたことを受け、関連する質問が飛ぶことが予想された中、球団は野球に集中させるためき然とした広報対応をとった。

 試合前の会見ではロバーツ監督が「(事件が)より明確になり、ショウヘイが前に進めることをうれしく思う」と話し、「これで彼の潔白が証明されたと思うし、私たちはそれを信じていた。このことはもう過去のことだから、これで野球に向き合える」。その上で大谷のプレーぶりを「彼は見事に対処していた。プレーすることだけに集中し、邪魔されることなく、素晴らしい仕事をしている。他の選手たちも本当にうまく対処していたし、雑音がプレーに影響するようなことはなかった」と称えていた。

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