大谷 今季初三塁打で敵地ブーイング鎮圧 チーム唯一の打点 指揮官「絶好調に入っている」
「カブス8-1ドジャース」(7日、シカゴ)
ドジャースの大谷翔平選手(29)は「2番・指名打者」で今季初の三塁打を放つなど4打数2安打1打点で4戦連続の複数安打をマークした。
右中間を破る時速174キロの打球で敵地ファンのブーイングを鎮めた。2時間51分の降雨中断をへて臨んだ六回の打席。大谷が甘く入ったカーブをとらえて快足を飛ばし、今季初の三塁打を記録した。
敗色濃厚の八回2死一塁の場面では内寄り156キロ直球を中越え適時二塁打。初対決の今永には完封されたが、自己最長タイとなる4試合連続マルチ安打をマークし、チーム唯一の打点をたたき出した。
打率・320、OPS・990。試合後のロバーツ監督は「ショウヘイはバットが良く振れていた」と称賛。2日前に「これから絶好調の波が来るだろう」と予言したばかりだったが、「絶好調に入っていると思う。この3連戦は風がなかったらあと2、3本、ホームランになっていた」と話した。