大谷翔平「僕だけホームラン打てなかったんですけど、フフフ」 本拠地デビュー戦2安打に「質の高い打席」と満足感

 「ドジャース7-1カージナルス」(28日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が2つの快音を響かせた。真美子さん本拠地公式戦初打席で右翼線二塁打を放ち、後続の先制打をお膳立てすると、五回の第3打席では右前打を放ち、3番フリーマンの一発を呼び込んだ。観客席からデコピンを膝に乗せながら応援した真美子さんを笑顔にさせた。

 韓国開幕2試合後のオープン戦3試合は8打席無安打(2四球含む)。時差ぼけが続いていたようで「体調の管理含めて、ちょっと難しいところはあったので、こっち来てから3試合、正直、感覚的には良くなかったですし、データ的にもそこまで良くはなかった」と大谷。「その中で今日、いい感覚を1試合目から出せたっていうのは良かったんじゃないかなと思います」と安どの笑みを浮かべた。

 1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマン。MVPトリオで構成するメジャー屈指の上位打線が4打点6得点と期待どおりの働きをした。自分以外の2人が本塁打を記録したとあって、試合後の大谷は「僕だけホームラン打てなかったんですけど、フフフ」と笑いを誘った後、「比較的いい打席だったんじゃないかなと思うので、いいゲームだったかなと思います」、「ヒットが出てるのもそうですし、振る、振らないの判断も含めて比較的クオリティーの高い打席だったんじゃないかなと思う」と満足感を漂わせた。

 チケット完売5万2000人超の地元ファンを前に好スタートを切ったロバーツ監督は「本当にいい野球をしていた」と満面笑み。大谷の打撃については2安打目の打球速度が182キロだったことを踏まえて「今日はショウヘイらしい打撃だった。チェンジアップを二塁打にしたし、シングルは常に強い打球だった。今日はかなり良くなっていた」と高く評価した。

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