水原氏の賭博疑惑で米報道「ピート・ローズ以来となる球界最大のスキャンダル」

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が解雇された問題で米メディアは21日、コラムやオピニオンでも大きく取り上げた。

 米ニュースサイト、ポリティコは「世界一有名な野球選手の通訳が絡んだことで、既に1989年のピート・ローズ以来となる球界最大の賭博スキャンダルだ」と、野球賭博で永久追放となった通算最多安打記録保持者のローズ氏を引き合いに出し、衝撃度の大きさを表した。

 ロサンゼルス・タイムズ紙は「水原一平の問題発覚を受けて大谷翔平は成長が必要」との見出しで、フィールド外での行動にもっと責任を持つべきだと論じた。大谷が今回の問題で沈黙していることも不要な臆測を呼んでいるとし「この状況について、説明をするべきだ」と訴えた。

 全国紙USAトゥデーは「水原一平の解雇は大谷の偉業を伝える物語に永久にひも付けられることになる」とした。

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