エンゼルス、ループとエスコバーの来季10億円超の契約選択を拒否 結果残せず9年連続プレーオフ逃す

 米大リーグ、エンゼルスは3日(日本時間4日)、球団側に選択権があった中継ぎ左腕アーロン・ループの来季年俸750万ドル(約11億2500万円)の契約と、ベテラン内野手のエデュアルド・エスコバーの来季年俸900万ドル(約13億5000万円)の契約を拒否したと発表。バイアウトとして前者は200万ドル(約3億円)を、後者は50万ドル(約7500万円)を受け取り、FAになる。

 ループは12年にブルージェイズでメジャーデビューし、フィリーズ、パドレス、レイズ、メッツ、エンゼルスの6球団を渡り歩き、通算591登板、23勝30敗、防御率3・43。エンゼルスとは21年オフに2年1500万ドル(約22億5000万円)で合意し、セットアッパーとして期待されたが、昨季は65試合で0勝5敗1セーブ、19ホールド、防御率3・84。今季は55試合で2勝3敗1セーブ、8ホールド、防御率6・10と振るわなかった。  メジャー13年目のエスコバーは、内野手にけが人が続出した6月にエンゼルスが9年ぶりのプレーオフ進出を目指してメッツからトレードで補強。しかし、移籍後は59試合で打率・219、3本塁打、OPS・563と期待された成績を残すことはできなかった。通算成績は1363試合、打率・253、164本塁打、636打点、OPS・735。  エンゼルスは前日に大谷のほか、6月に骨盤骨折の重傷でシーズン絶望となったウルシェラ、シーズン途中の補強策としてトレードで獲得したムスタカス、グリチャク、クロンのベテラン野手がFAになっている。

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