米独立リーグ・アトランティックリーグのスタテンアイランド・フェリーホークスは１日（日本時間２日）、元ＤｅＮＡの筒香嘉智内野手の入団を発表した。

　チームは球団公式サイトで「元メジャーのヨシ・ツツゴウとの契約発表に興奮しています」と喜びを伝えるとともにメジャーでの経歴を紹介。日本時代の実績については「ＮＰＢでは横浜ＤｅＮＡベイスターズで１０年にわたり、信じられないパワーで２０５本塁打を放ち、球団史上最年少で１００号。１５０号、２００号に到達した」とつづった。

　筒香は１９年オフにＤｅＮＡからポスティングシステムを使ってレイズと２年１２００万ドル（約１７億２００万円）で合意。しかし、２シーズンで７７試合、打率・１８７、８本塁打、２９打点と結果を残せず、２１年途中に戦力外となり、その後はドジャース、パイレーツを渡り歩いた。

　昨季はパイレーツと単年４００万ドル（約５億７０００万円）で再契約し、５０試合に出場したが、打率・１７１、２本塁打、１９打点、ＯＰＳ・４７８と振るわず、８月に自由契約となった。その後、ブルージェイズとマイナー契約を結び、３Ａで２９試合に出場した。

　米球界４年目の今季はレンジャーズとマイナー契約を結び、３Ａで５１試合に出場。打率・２４９、６本塁打、３３打点。出塁率・３８０、ＯＰＳ・８６８の成績を挙げていたが、ア・リーグ西地区の首位を快走するレンジャーズからメジャー昇格の声は掛からず、６月下旬に自ら契約破棄を申し出てＦＡになっていた。

　メジャー通算成績は１８２試合、打率・１９７、１８本塁打、７５打点、ＯＰＳ・６３０。