大谷翔平、164キロ打球が左足を直撃 苦悶の表情 魂のプレーで得点許さず

 3回、ラウレアーノの打球を受ける大谷
 「2番・投手兼指名打者」で先発し、投球する大谷翔平
 1回、四球を選ぶ大谷
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 「アスレチックス-エンゼルス」(9日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「2番・投手兼指名打者」で出場。三回のマウンドで164キロの打球を左すね付近に受けるアクシデントに見舞われた。

 敵地が騒然となったのは1点リードの三回2死一、三塁の場面。2番ローレアーノが放った低いライナー性の打球に大谷が反応。グローブを出して阻止しようとしたが、わずかに間に合わず左すね付近を直撃した。打球速度は164キロ。激痛をこらえて素早い動きで一塁へ送球し、得点を許さなかった。しかし、そのままグラウンド上で動くことなく、上半身を折り曲げまま、顔をしかめた。

 ベンチに戻った後も顔をしかめて痛みに耐える表情。ベンチの前で走って状態を確認したが、足を引きずるようなフォームでぎこちない走りだった。それでも四回の打席に備えてネクストバッターズサークルで準備。打席は回ってこなかったが、四回もマウンドにも立ち、続投した。

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