大谷の同僚モニアック、バントで指骨折の不運 負傷者リスト入り
大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスは7日(日本時間8日)、ミッキー・モニアック外野手(24)が左手中指骨折で10日間の負傷者リスト(IL)に入ったと発表した。
モニアックは前日の試合で4点リードの九回に先頭で初球をバント安打。打球を処理した投手の悪送球を誘い、二塁に達した。しかし、二塁ベース上でしきりに左手を気にする仕草。リプレーの映像ではバントのインパクトの瞬間、バットとボールの間に左手中指が挟まっていた。
モニアックによると、患部は骨折だけでなく、裂傷で6針を縫ったという。フロスタッド・ヘッドトレーナーは「抜糸まで1週間から10日ほどかかる。その後のことは状況を見てからになるので予定は決まっていない」と、復帰時期は未定とした。
同外野手は16年ドラフト1巡目全体1位の逸材。トレード期限の2日にシンダーガードとの交換でフィリーズから移籍してきた。フィリーズでは18試合で打率・130、0本塁打、OPS・336と振るわなかったが、新天地ではここまで5試合に出場し、打率・286、2本塁打、OPS1・048と好調だった。4月は死球で右手を骨折し、復帰まで約1カ月半を要しており、けがに泣いている。