メッツ 日本総領事の始球式中止を謝罪「全責任を負う」投手気付かず投球練習続行

 米大リーグ、メッツは21日までに声明文を出し、13日の試合前に予定されていた日本の森美樹夫ニューヨーク総領事による始球式を中止した問題について謝罪した。

 始球式は13日の本拠地シティ・フィールドでのマリナーズ戦の試合前に行われる予定だった。森総領事はマウンドまで近づいたが、すでにウォームアップを始めていたメッツの先発投手、シャーザーは同総領事の存在に気付かず、投球練習を継続したため、セレモニーは中止になった。球団は同日、不手際を謝罪したが、SNS上では同投手に対して心無い言葉が書き込まれるなど、物議を醸した。

 メッツは改めて出した声明文で「5月13日の金曜日の始球式における混乱と、森総領事に不快な思いをさせてしまったことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。「この度の進行の行き違いの全責任を私たちが負い、改めまして総領事、ならびに来賓の皆さまのために始球式の機会を持っていただけることを望んでいます」とした。

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