カブス・鈴木誠也 OP戦最後の出場で初マルチ 異例の短期間キャンプも「大満足」
「オープン戦、カブス15-9ホワイトソックス」(4日、メサ)
カブスの鈴木誠也外野手(27)はアリゾナ州メサでのホワイトソックス戦に「6番・右翼」で出場し、3打数2安打1打点。オープン戦最後の出場となる7試合目で初めて複数安打をマークした。
三回は外角球をバットの先で捉えて二遊間を破り、五回は強烈な打球を中前へはじき返した。左足を上げ下げして調整を重ねていたスイングも、最近は上げる本来のスタイルに固まりつつある。異例の短期間となったキャンプは「日本にいる時よりも実戦ですごく出ていた感じがするので大満足」とオープン戦計20打席に立ち、濃密な時間を過ごした。
5日(日本時間6日)の最終戦は欠場し、7日(同8日)に本拠地シカゴで開幕戦を迎える。気持ちの高ぶりを問われると「こっちである程度緊張したので、もうそこまでない」と話す。胸を張ってシーズンへと向かう。




