金村義明氏 大谷翔平の本塁打王「赤信号」安打も凡打も全部ライトと解説

 金村義明氏
 「3番・指名打者」で出場した大谷
 ツインズ戦で46号本塁打を放ったブルージェイズのゲレロ(ゲッティ=共同)
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 野球解説者の金村義明氏が18日、テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」に出演。エンゼルス・大谷翔平投手の本塁打王の可能性について「黄色の点滅から赤に変わろうとしております」と分析した。

 残り16試合段階でトップの45本(ゲレロ、ペレスの2人)を1本差で追う3位。

 今週を振り返るVTRを指して、金村氏は「長いVTR見てお気づきの点があると思うんですけど、凡打もヒットも全部ライトしか飛んでません。外のボールでもセンター、レフトに行かない。全部引っ張りに行ってる」と指摘した。

 ライバル選手に関しては「ゲレロのインローのボールの弾丸ライナー見てますと、まだまだホームラン打つでしょうね」と分析した。

 「大谷が止まったまま(9月2本)。量産してた時は、センターから左中間、アウトコースはレフトにホームラン打てた。インハイのボールも左中間の方向に打ってた。50本はゆうにクリアしてるはずなんです」と振り返り、現在は「強引に引っ張りに行って、見切りが早くなって、腰引いたようなスイングに」と指摘した。

 「手首に死球も当たっている。ピッチャーもやる。打席数も少ないというところで悪い条件が重なってきている」と説明した。

 投手としては「ピッチングは10勝はすると思います」と予想し、本塁打王やMVP獲得を願い「ホームランダービーのように引っ張らず、センターから右中間に量産していた5月6月の頃のように、角度変えてインサイドからバーンとぶちかまして!」と声をあげていた。

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