大谷、走攻守でハッスルも七回で交代 投手で2勝目逃し、野手1安打で4戦連発ならず
「エンゼルス2-3インディアンス」(19日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で出場。七回の守備からベンチへ退いた。チームも接戦の末に敗れた。
投手としては4回2/3を5安打2失点5奪三振で降板し、2勝目はならず。初回2死からの連打で先制点を献上し、五回は同点ソロを被弾した。本来の球威がなく、最速は153キロどまり。72球で降板となり、右翼の守備に就いた。
打者としては3打数1安打。三直、中直、三塁前への内野安打だった。六回は先頭で入った第3打席で相手のシフトを逆手に取って三塁前へ、意表を突くセーフティーバントで内野安打を奪った。直後、レンドーンの打席で二盗も試みたが、アウトになった。チャレンジでのリプレー検証でも判定は変わらなかった。
指名打者を解除して投打同時出場するのは前回登板の11日のアストロズ戦に続いて4度目。チームでただ一人となる開幕から42試合連続出場となった。走攻守でハッスルしてファンの歓声を浴び続けたが、期待された自身初の4戦連発はならなかった。