大谷翔平、初マルチも4連勝ならず 通算209勝グリンキーから快足内野安打&二盗

 1回、投手内野安打を放ち、一塁へ走り込む大谷(AP=共同)
 エンゼルス・大谷翔平
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 「エンゼルス2-4アストロズ」(6日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、4打数2安打。今季初のマルチ安打で打率を・250(20打数5安打)とした。チームは逆転負けで4連勝はならなかった。

 メジャー通算209勝のグリンキーとの今季初顔合わせ。初回の打席はカウント2-2から外へ逃げる142キロチェンジアップをバットの先でとらえ、一塁線際を転がる打球に快足を飛ばす。ゴールドグラブ賞6回受賞のベテラン右腕の送球よりも早く一塁を駆け抜けた。

 スタメン出場で4試合連続安打とすると、次打者トラウトの打席で今季2盗塁目となる二盗に成功。カウント1-2から足技で相手バッテリーを揺さぶり、主砲の先制2号2ランを呼び込んだ。

 前日の試合で右太ももに受けた死球の影響を全く感じさせない走りを披露した太大谷。三回と五回の打席はそれぞれ右飛、投ゴロに倒れたが、同点の八回に2つ目の快音を響かせる。

 2死走者なしの場面で抑え右腕プレスリーの初球、内角カーブを打って左前打。バットの芯を外されながらも今季初の複数安打を記録した。しかし、トラウトの三ゴロで勝ち越しホームはならなかった。

 試合は同点の九回にエンゼルスの抑えイグレシアスがコレアに勝ち越し2点弾を浴びて逆転負け。連勝は3で止まった。

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