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マー君 ヤンキース残留交渉「終わりを意味する」と米報道 チームがパ軍先発獲得を発表

 米大リーグ、ヤンキースは24日(日本時間25日)、パイレーツとのトレードで先発右腕のジェームズ・タイロン投手(29)を獲得したと発表した。4人のマイナー有望株を放出したヤンキースはすでにサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)2回のコーリー・クルバー投手(34)との契約合意を報じられており、今オフ2人目の先発陣補強となる。CBSスポーツ電子版は球団の発表を受け、昨季終了後にFAとなった田中将大投手(32)の再契約交渉について「終わりを意味する可能性がある」と伝えた。

 タイロンは10年ドラフトでパイレーツから1巡目全体2位で指名された後、16年にメジャーデビュー。18年に先発陣の柱として14勝を挙げたが、19年8月に自身2度目の右肘靭帯再建手術を受け、昨季は全休した。術後は登板しておらず、メジャー5年の通算成績は29勝24敗、防御率3・67。

 ヤンキースはレンジャーズからFAになったクルバーと1年1100万ドル(約11億4000万円)で合意したと伝えられており、タイロンの獲得により今季の先発ローテーションはほぼ固まった。

 また、チームは今季総年俸の上限をぜいたく税対象となる2億1000万ドル(約218億円)に設定していると言われており、タイロンの今季年俸225万ドル(約2億3000万円)を加えると“補強予算”はおよそ200万ドル(約2億円)しか残されていないことになる。

 CBSスポーツは2度目の右肘手術からの復活を目指すタイロン、昨季は右肩のけがで1試合しか投げていないクルバー、20年2月の右肘手術から今夏復帰見込みのセベリーノといった先発陣に不安材料が多いことを指摘しながら「さよならタナカ?」との小見出しで「クルバーとタイロンの獲得はマサヒロ・タナカのヤンキースとの時間の終わりを意味することになりそうだ」と報じた。

 田中は13年オフに楽天からポスティングシステムを使って、ヤンキースと7年1億5500万ドル(約160億円)で合意。先発陣の一角を担い、日本人初となるメジャー1年目から6年連続2桁勝利をマークするなど、通算78勝46敗、防御率3・74の成績を残した。契約最終年だった昨季は新型コロナウイルス感染拡大による短縮シーズンと開幕直前の頭部打球直撃の影響で10試合の登板にとどまり、3勝3敗、防御率3・56だった。

 今オフのメジャーのFA市場の動きは例年以上に遅い。先発投手では田中だけでなく、最大の目玉とされている昨季のサイ・ヤング賞右腕バウアー(レッズからFA)、過去7シーズンで2桁勝利4回の右腕オドリッジ(ツインズからFA)、田中と同じヤンキースからFAになった左腕パクストン、昨季防御率2・70だったウォーカー(ブルージェイズからFA)らも所属球団が決まっていない。

 田中は今月初めにラジオ番組で古巣楽天との契約の可能性について「ゼロではない」と発言。8年ぶり日本球界復帰にも注目が集まっている。

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