大リーグ機構、76試合制を提案 選手への保証、試合数比例の半額

 【ニューヨーク共同】米大リーグ機構(MLB)は8日、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となっている今季の開催案として選手会に、7月上旬から76試合を実施して試合数に比例した年俸の半額を保証する案を提案した。AP通信が報じた。収入源のプレーオフ(PO)が完了すれば、年俸は比例分の75%まで増額になる。POの出場チームを従来の10から16に増やすことで、追加分を確保する。

 MLBは76試合制の成立には、今月10日までに両者が合意する必要があるとしている。選手会は単純に試合数に比例した年俸で、3月下旬にMLBと合意したとの立場を崩していない。

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