大リーグMVP ベリンジャーは涙の初受賞 トラウトは3年ぶり3度目

 大リーグのMVPが14日(日本時間15日)、発表され、ナ・リーグはドジャースのコディ・ベリンジャー内野手(24)が初めて受賞し、ア・リーグはエンゼルスのマイク・トラウト外野手(28)が3年ぶり3度目の栄冠を手にした。

 ベリンジャーは昨季MVPのイエリチ(ブルワーズ)、打点王レンドン(ナショナルズ)を抑えての堂々の初受賞。発表の瞬間、家族らから祝福を受けた24歳は「気持ちが高ぶっている」と歓喜の涙を流した。

 メジャー3年目の今季は156試合に出場し、打率・305、47本塁打、115打点、出塁率・406をマークし、チームの地区7連覇に貢献した。

 MVPは全米野球記者協会(BBWAA)の会員30人が10名連記で投票。1位14点、2位9点、3位8点、4位7点、…10位1点の合計で決定される。

 17年新人王のベリンジャーは19人から1位票を、10人から2位票を、1人から5位票を集めて362ポイントを獲得。1位票10人、2位票18人の次点イエリチに45ポイント差をつけた。新人王とMVPの獲得はナ・リーグ史上18人目。ドジャースでは14年のカーショー以来、5年ぶりとなる。

 ア・リーグMVPのトラウトは9月中旬に右足手術を受けるなど、実質1年目の12年以降、最少の134試合の出場にとどまったが、打率・291、自己ベストの45本塁打、104打点。出塁率・438、長打率・645、OPS1・083はいずれもリーグ最高だった。MVP受賞は14年、16年に続いて自己3度目。同投票では12年以降8年連続で同投票で5位以内に入っている。

 トラウトは17人から1位票を集めるなど、合計355ポイントを獲得。次点は1位票13人を含む335ポイントのブレグマンだった。

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