ダルビッシュ 高校野球球数制限に「1週間2試合なら250球投げられる」

 米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が5日、ツイッターを更新し、来春のセンバツから投手に1週間で500球以内の球数制限を導入すると報じられたことに「1週間に2試合しかない場合1試合250球投げられる」など、制度の疑問点を挙げた。

 ダルビッシュは5日に行われた日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」で春夏の甲子園、地方大会、軟式の全国選手権、地方大会で一週間で1投手500球以内の投球数制限導入を答申に盛り込んだとする記事を添付。1投手500球以内の他、3連戦を回避する日程の設定も盛り込まれた。

 これにダルビッシュは「1週間に2試合しかない場合1試合250球投げられるし、3日連続試合ってそもそもあるの?」と疑問点を明記。そして「子供達の体を守ること、一人でも多くの楽しい思い出を作ることを軸に改革を考えてみないか?ってシバターが言いそう」とつぶやいた。シバターとはプロレスラー兼ユーチューバーの名前。ダルビッシュはツイッターで「全部『シバターが言いそう』って最後につければ波風立てずに自己主張できます」と記している。

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