「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第１戦、カージナルス０－２ナショナルズ」（１１日、セントルイス）

　カージナルスは元巨人のマイルズ・マイコラス投手（３１）が先発し、６回７安打１失点、２四球７奪三振と好投したが、負け投手となった。味方打線がナショナルズの先発アニバル・サンチェス投手（３５）に八回２死までノーヒットノーランの快投を許すなど、わずか１安打の屈辱的敗戦となった。

　３日のブレーブスとの地区シリーズ第１戦に続いてシリーズ開幕投手に抜てきされたマイコラスは初回、１安打を許すも３三振を奪う上々の立ち上がり。二回に先頭ケンドリックに二塁打、さらに２死からゴームズに適時二塁打を許して先制されたが、三回を３人で片付けると、四回以降は得点圏に走者を背負いながらも粘りのピッチングで追加点を与えなかった。