大谷 28度目マルチ安打 終盤の追加点おぜん立て

 8回、中前打を放つ大谷
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 「エンゼルス7-4パイレーツ」(14日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、3打数2安打1四球、1得点。2戦連続今季28度目のマルチ安打で打率・294とした。チームは快勝し、連敗を2で止めた。

 大谷は初回2死走者なしの打席でメジャー通算60勝右腕アーチャーから右前打を放ち、5試合連続安打。2ボールから内角151キロ直球を鋭くはじき返した。7月26日に右翼線三塁打を放って以来、16試合ぶりの右方向への安打となった。

 四回無死一塁の打席は空振り三振に倒れ、五回2死一塁の場面は四球で出塁。再び快音を響かせたのは1点リードの八回だった。4番手右腕ハートリーブの初球、低めの156キロ速球を中前へ運び、今季28度目の複数安打とした。この日、通算3168安打で米国外選手の最多記録を更新したプホルスの2点適時打で生還。終盤に貴重な追加点をおぜん立てした。

 最近5試合で4度目のマルチ安打。本塁打は7月27日のオリオールズ戦で15号を放った後、15試合60打席連続で記録していないが、結果を出し続けている。

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