エ軍全員「45」を背に 急死のスカッグス投手を追悼 大谷8戦連続H
「エンゼルス13-0マリナーズ」(12日、アナハイム)
6月30日以来の本拠地。開始前には1日に遠征先で急死したエンゼルス・スカッグス投手(享年27)の追悼式典が行われた。着けていた背番号にちなんで45秒の黙とう。全員が同投手のユニホームでプレーした。
初回。トラウトの2ランで先制すると、3番大谷がカウント2-2と追い込まれながらも内角カットボールを左前へ落とす。メジャー自己最長タイの8試合連続安打で打線を加速させ、後続の連打で生還。打者一巡7点の猛攻に加わった。
投げてはオープナーで2回を投げたコールと2番手ペーニャがメジャー史上13度目、球団2度目の継投によるノーヒットノーランを達成。試合後、代表で会見に臨んだトラウトは言った。「これからはタイラーのことを前向きにとらえたい。強い気持をもって一丸になれば、素晴らしいチームになる」。