大谷翔平が市民栄誉賞を辞退「まだ道半ば」家族通じ意向伝える

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)の地元、岩手県奥州市は10日、市民栄誉賞を新設し、同投手に授与することを検討していたが、当面見送ると明らかにした。大谷が父・徹さんを通じて「大変ありがたい話だが、まだ道半ばだ」と辞退したという。

 大リーグ1年目の昨年、大谷は投打の二刀流で活躍。11月にア・リーグの新人王に輝いた。これを機に奥州市は市民栄誉賞第1号の授与の検討を開始。しかし昨年末、大谷側から辞退の意向が市に伝えられたという。

 市は栄誉賞の創設も見送る。担当者は「本人の意向に沿い、今回は断念したい」と話した。

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