大谷、選手が選ぶ最優秀新人賞最終候補に入る 対抗馬はヤンキースの2人

 大リーグ選手会は19日(日本時間20日)、選手間投票によるア、ナ各リーグの最優秀新人賞の最終候補3人を発表し、ア・リーグではエンゼルスの大谷翔平投手(24)が選ばれた。受賞者発表は11月28日(同11月29日)。

 大谷は打者で104試合に出場し、打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁をマーク。長打率・564は両リーグの新人最高、出塁率・361はア・リーグで1位の数字だった。

 投手としては6月と9月に右肘靭帯の損傷が判明したため、10試合、4勝2敗、防御率3・31の成績にとどまった。しかし、投打ともに質の高いパフォーマンスを披露し、ベーブ・ルース以来、100年ぶりとなる本格的二刀流が本物であることを証明した。

 大谷とともにファイナリストに選出されたのはヤンキースの2人。ミゲル・アンドゥハー内野手(23)は正三塁手として149試合に出場し、打率・297、新人二冠となる27本塁打、92打点を残した。この日発表された3人の中では唯一、規定打席に達している。もう一人はグレーバー・トーレス内野手(21)で正二塁手として123試合に出場し、打率・271、24本塁打、77打点だった。

 ナ・リーグの最終候補3人は、ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(20)、カージナルスのジャック・フラハティ投手(23)、ナショナルズのフアン・ソト外野手(19)。アクーニャは111試合、打率・293、26本塁打、64打点、16盗塁。フラハティは28試合に先発し、8勝9敗、防御率3・34。ソトは116試合、打率・292、22本塁打、70打点だった。

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