マー君「すべて出したい」第2戦先発、黒星発進の流れ変える

 「ア・リーグ地区シリーズ・第1戦、レッドソックス5-4ヤンキース」(5日、ボストン)

 プレーオフはア、ナ両リーグの地区シリーズ(5回戦制)が行われ、アの第1戦ではヤンキース(ワイルドカード)がレッドソックス(東地区)に4-5で敗れ黒星発進。第2戦に先発するヤンキース・田中将大投手(29)は敵地フェンウェイパークでの記者会見で好投を誓った。

 同地区に属し、ともに伝統球団として強烈なライバル関係にあるレ軍相手の登板。田中は「非常に光栄なことだと思いますし、そこで勝つことができればよりいいものにできる」と意気込んだ。

 過去のプレーオフ登板は4試合で2勝2敗、防御率1・44。短期決戦で好成績を残す。今季の対レ軍4試合は1勝0敗、防御率7・58と苦戦しているが「今までの対戦成績は関係ない。明日は明日。そういうところは大事」とさらりと言った。

 強力リリーフ陣が控え、早期降板の可能性はある。「初回からガンガン飛ばして、という気持ちはない。自分のもってるものすべてを出したい」と平常心を強調した。

 この日の会見は大リーグ機構が取り仕切った。「なかなかこういう場をセッティングしてもらえない選手なんで、いよいよプレーオフだなと思いますね」とニヤリ。会場を出る際にも「(メジャー)1年目はたくさんあったんだけどな」と、“自虐ネタ”で笑いを誘った。

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