大谷、復帰後初カーブ 対右投手で“初”のベンチスタート
「レイズ-エンゼルス」(1日、セントピーターズバーグ)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)がレイズ戦(日本時間2日午前8時10分開始)でスタメンを外れた。相手先発は右腕のグラスノーで大谷が右投手に対してベンチスタートは登板前後の試合やDH制のない交流戦を除いて初めて。この日は指名打者に主砲のトラウトが入り、トラウトに代わって中堅にE・ヤングJr.が起用された。
大谷はここまで打者として56試合(代打12試合)に出場し、打率・258、9本塁打、25打点。前日の試合は5打数1安打で、7月3日に打者限定で復帰後は22試合で打率・203、3本塁打、5打点と思うような結果が出ていない。
試合前のチーム練習に参加した大谷はフリー打撃で24スイング中10本の柵越え。広角に豪快な当たりを連発した。
打撃練習後はキャッチボールを行い、距離を60メートルまで伸ばし、およそ70球を投げた。球数は復帰後最多となった7月29日より10球ほど少なかったが、強度は上がっており、約25メートルの距離からセットポジションで初めてカーブも11球投じた。
エンゼルスのラインアップは以下のとおり。
1番・二塁 フレッチャー打率・298、1本塁打、12打点
2番・右翼 カルフーン 打率・209、13本塁打、40打点
3番・DH トラウト 打率・312、30本塁打、60打点
4番・左翼 アップトン 打率・260、21本塁打、61打点
5番・一塁 プホルス 打率・257、17本塁打、55打点
6番・遊撃 シモンズ 打率・304、6本塁打、47打点
7番・三塁 バルブエナ 打率・202、9本塁打、23打点
8番・中堅 ヤング 今季メジャー初出場
9番・捕手 アルシア 打率・556、2本塁打、10打点
投手 トロピアーノ 4勝5敗、防御率4・82