大谷、2カ月ぶり2番で第1打席は空振り三振 通算142勝右腕のチェンジアップに苦しむ

 「エンゼルス-ホワイトソックス」(25日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「2番・指名打者」で出場し、初回の打席は空振り三振だった。

 5月16日のアストロズ戦以来となる2番で起用された大谷は初回1死走者なしの場面で通算142勝の右腕、シールズと初対決。初球、見送った外角の148キロ直球をストライクと判定された後、137キロチェンジアップが低めに外れてカウント1-1。そこから2球連続でチェンジアップにバットは空を切り、三振を喫した。

 大谷はここまで打者として50試合(代打11試合)に出場し、打率・279、8本塁打、23打点をマーク。OPS(出塁率・358プラス長打率・526)・884はトラウトの1・056に次いてチーム2位の数字を残してる。

 前日まで2番を務めていたシモンズに替えて大谷を起用したソーシア監督はその攻撃力を高く評価し、「ショウヘイを2番に置くことで後ろのマイク(・トラウト)のために攻撃の形を整えるだけでなく、強い打球を放つことで相手投手の優位に立つこともできる」とその狙いを説明。前日の2連敗で今季初めて借金が2となる苦しい戦いが続いているとあって「ショウヘイには中軸に得点機をもたらしてほしい」と期待を口にしていた。

 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。

1番・右翼 カルフーン 打率・189、10本塁打、30打点

2番・DH 大谷    打率・279、8本塁打、23打点

3番・中堅 トラウト  打率・305、26本塁打、54打点

4番・左翼 アップトン 打率・250、20本塁打、56打点

5番・一塁 プホルス  打率・248、16本塁打、52打点

6番・遊撃 シモンズ  打率・303、6本塁打、43打点

7番・三塁 バルブエナ 打率・202、9本塁打、31打点

8番・捕手 ブリセノ  打率・286、2本塁打、4打点

9番・二塁 フレッチャー打率・295、1本塁打、11打点

投手 スカッグス 7勝6敗、防御率2・68

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