16歳日本人MLBと史上最年少契約へ 大阪府在住右腕・結城海斗 ロイヤルズと

ロイヤルズと契約合意した結城海斗
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 大リーグのロイヤルズが大阪府在住の結城海斗投手(16)とマイナー契約で合意したことが7日、明らかになった。同球団から8日に正式発表される。結城は今春中学を卒業。16歳になったばかりで、MLB球団と契約する日本人選手では最年少となる。

 中学まで河南リトルシニア(硬式)に所属した右腕は、中学3年で187センチの恵まれた体格を持ち、140キロ超の速球を武器に活躍した。昨夏、米国イリノイ州で行われた国際大会、MCYSA全米選手権に日本代表として出場。日本の強豪校からも注目されていたが進学せず、いきなり海を渡る決意をした。

 過去には2006年にブレーブスが16歳の元高校生と当時最年少でマイナー契約した例があるが、これは高校を中退して17歳になる前だった。NPBでは阪神が04年度ドラフトで15歳の辻本賢人投手を指名し、ドラフト史上最年少で契約した。

 結城のように中学卒業後、高校を経ずに直接MLB球団入りするのは異例。関係者は「同じ羽曳野市出身のダルビッシュ(カブス)を目標にしている部分もある」と話した。“甲子園の星”より“メジャーの星”へ。16歳が壮大な夢に挑む。

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