大谷、九回に同点適時打でガッツポーズ 12打席ぶり快音&初盗塁で勝利に貢献

 「ブルージェイズ4-5エンゼルス」(23日、トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は「5番・指名打者」で出場し、4打数1安打2打点、1四球だった。打率は・308。2点を追う九回に11打席連続無安打の自己ワースト記録を止めるとともにチームを生き返らせる2点適時中前打を放って一塁上でガッツポーズ。直後にメジャー初盗塁となる二盗も記録し、後続の適時打でホームインした。

 前日は3打数無安打1四球で3試合ぶりにノーヒットだった大谷。二回無死一塁の打席は、16年最高勝率・882(15勝2敗)&同防御率3・00の右腕サンチェスに対し、カウント1-2から外角高め、151キロツーシームにバットは空を切った。捕手マーティンが要求した外角高めの球をとらえることができなかった。

 ブルージェイズの9番トラビスの逆方向への一発で1点を先制された直後の四回の打席は四球。続くシモンズのセンターオーバーの打球に二塁を回りかけていたが、敵軍中堅手がフェンスに激突しながら好捕し、快足を飛ばして帰塁した。

 2点を追う五回2死一、二塁の打席は左飛。カウント2-2から初めて見る127キロカーブをファウルにした後、高めの151キロ速球を打って出たが、角度のついた打球は伸びず、左翼手のグラブに収まった。

 1-3の七回1死二塁の好機は代わったばかりの左腕ループに見逃し三振。カウント1-2からの5球目、サイドスローから繰り出された真ん中やや低めの151キロツーシームにバットが出ず、この日2つ目の三振を喫した。

 依然として2点を追う九回は1死満塁の絶好機に抑え右腕クリッパードから2点適時中前打。ワンボールから外角のチェンジアップにバットを伸ばしてとらえる技あり打で2走者を還して同点に。次打者の2球目にはメジャー移籍後初盗塁となる二盗も決め、後続の勝ち越し打でホームを踏んだ。

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