大谷「いくら払ってでも経験する価値ある」メジャー屈指の2投手との対戦で大きな収穫

アストロズ戦の9回、空振り三振に倒れたエンゼルス・大谷。3三振で4打数無安打に終わった=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス0ー2アストロズ」(16日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打。2戦連続で2番で起用されたが、アストロズのエース格、バーランダーに4打席3三振と抑え込まれて5試合連続安打ならず。打率を・325とした。

 初めて打者として出場したアストロズとの2試合。ともに2番で抜てきされた大谷は、前日はリーグ最多奪三振のコールと、この日はメジャー通算193勝で今季防御率メジャー1位のバーランダーと対決した。

 コールとの対戦結果は空振り三振、三邪飛、右前打。バーランダーには空振り三振、二ゴロ、空振り三振、空振り三振。アストロズのヒンチ監督が「彼(大谷)にとってはいいテストになるはずだ」と言った2投手との対戦は悔しい打席が続いた。

 それでも試合後の大谷は柔らかな表情で「トップクラスの2名とやれたのはすごく自分にとっては良かったと思いますし、いくら払ってでも経験する価値のあるもの、それぐらい素晴らしい投手だという感じがした」と振り返る。「自分にどうプラスにしていくのかによって次の対戦での結果がだいぶ違ってくると思う。もちろん、素晴らしい投手なのでなかなか打ち崩すのは難しいと思うんですけど、手ごわいなというよりそこをクリアしていくことによって自分のレベル、チームのレベルもそうですけど、上がっていくのかなと思います」と前を向いた。

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