レッドソックス投手、夫人へのDVで逮捕

 レッドソックスのスティーブン・ライト投手(33)が8日の夜にテネシー州にある自宅で夫人へのDVの疑いで逮捕されていた、と10日(同11日)、複数の米メディアが伝えた。

 同投手の弁護士がNBCスポーツ・ボストン(電子版)を通じて公表した声明によると、同投手はシャノン夫人と口論があったことを認めたが、「誰にも暴力は振るわなかった」。しかし、逮捕された事実については「深く後悔している」とした。

 同投手の逮捕を受けてレッドソックスも声明文を出し、「球団はこの出来事を非常に重く受け止めている」などと遺憾の意を表した。

 ナックルボーラーのライトは13年にメジャーデビュー。16年に自己初の2桁勝利となる13勝6敗、防御率・3・33と好結果を残した。今季はさらなる飛躍を期待されたが、5月にシーズン絶望の左膝手術。1勝3敗、防御率8・25と苦しい1年となった。

 大リーグでDVに対する罰則が規定された15年8月以降、これまでA・チャプマン、J・レイエス、J・ファミリア、D・ノリスの4人が出場停止などの処分を受けている。

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