ヤンキース 大谷獲りへ着々 契約金枠4億円に増額

 米大リーグ、ヤンキースは20日、マーリンズに選手を放出するなどトレードを成立させたことで、ドラフト対象外の25歳未満の外国人選手に使える契約金の枠をマーリンズから獲得したと発表した。ヤンキースは限度額を従来の325万ドルから350万ドル(約4億円)に引き上げ、ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指す日本ハムの大谷翔平投手(23)の獲得交渉に布石を打った。

 限度額は依然、メジャー全体でレンジャーズの353万5000ドルに次ぐ2番目で、3番目には324万5000ドルのツインズが続いている。各球団が575万ドルまでに制限されている契約金総額はトレードにより、75%までの増額が可能。

 大リーグ機構(MLB)と日本野球機構(NPB)が既に合意している新しいポスティングシステムを巡っては、残る合意が必要な大リーグ選手会が合意期限を米東部時間の21日午後8時(日本時間22日午前10時)に1日延長した。合意すれば各球団のオーナーの承認を経て新制度が発効、日本ハムが申請手続きに入る。

 新制度は従来通りにNPB球団が上限2000万ドルの譲渡金を設定し、支払う意思があるMLB球団が選手と交渉できる内容とされている。

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