イチロー、43歳327日で中堅先発MLB最年長記録更新 今季5度目のマルチ安打

 試合前にマリナーズ時代の監督だったフィリーズのマクラーレン・ブルペンコーチと談笑するイチロー(撮影・小林信行)
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 「フィリーズ10-0マーリンズ」(14日、フィラデルフィア)

 マーリンズのイチロー外野手(43)は「2番・中堅」で出場し、3打数2安打1四球だった。8月9日のナショナルズ戦以来となるマルチ安打で打率は・263(171打数45安打)。今季5度目の複数安打でメジャー通算安打数を3075本に伸ばした。チームは5連敗を喫した。

 8日のブレーブス戦以来、5試合ぶりに先発出場したイチローは、初対戦の右腕トンプソンに対し、カウント1-2と追い込まれながら外角の140キロの変化球をきっちり捉え、レフト前へ運んだ。5戦6打席ぶり(2四球含む)の快音でメジャー通算3074安打とした。

 先発ウォーリーの乱調で0-9と一方的な展開となった三回の打席は1死走者なしの場面で空振り三振。カウント1-2からの4球目、外角スライダーにバットは空を切った。五回の打席は1死一、二塁の好機で四球だった。

 再び快音を響かせたのは七回だ。中継ぎ左腕のシーグリストと対戦し、1ストライクからの2球目、124キロのチェンジアップをきっちりとらえて右翼線二塁打。滑り込むことなく、楽々と二塁に達した。

 この日の守備位置は8月9日のナショナルズ戦以来となる中堅。43歳327日で自身がもつ中堅スタメン出場のメジャー最年長記録を更新した。

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