イチロー、人種差別「何度もあった」 地元紙で体験語る

 マーリンズのイチロー外野手(43)が、オリオールズのアフリカ系米国人のアダム・ジョーンズ外野手に1日のレッドソックス戦で観客から人種差別行為があった問題を受け「過去に私にもあった」と自身の同様の体験を語った。2日付の地元紙マイアミ・ヘラルド(電子版)が報じた。

 同紙によると、イチロー外野手は「氷、コインを投げられ、実際に何度か頭に当たった。耳にしたくないようなことも言われた」と明かした。2001年にメジャーデビューした当初から人種差別行為を受け「何度もあった」と言う。その上で「でも選手は何も言わない。もし客席から言われたことを明かしたら大騒動になる」と述べた。

 ジョーンズ外野手については侮辱的な言葉を浴びせられ、ピーナツが入った袋を投げられたとされる。ボストンの本拠地球場で起きた一件に、レッドソックスは行為を非難する声明を出し、同外野手に謝罪している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス