５日夜にテレビ朝日系で放送され、野球の日本代表が連覇を達成した２００９年・ＷＢＣなどを特集した「神様に選ばれた試合」の視聴率が、関東地区で７・６％だったことが６日、分かった。

　同番組では、０９年ＷＢＣで、突然の無安打が続いて苦しむも、決勝・韓国戦の延長で決勝打を放ったイチロー選手と、準決勝からチーム事情で抑えに転向したダルビッシュ有投手の苦難を、両者のインタビューを交えながら特集された。

　ネット上では、番組のインタビュー内で、イチローがダルビッシュを「ビッシュ」と呼んでいたことも話題に。決勝の九回に抑えで登板したダルビッシュが、突如、連続四球から乱れて同点打を許し、サヨナラ危機を迎えた場面を、イチローが「ビッシュが頑張ってたから」「ビッシュ、頑張れってつぶやいてました」と振り返った。

　ツイッターには「イチローはビッシュって呼ぶんだ」「ビッシュが新しい」「そんな呼び方があったんだ」「流行りそう」と鋭く反応する投稿が相次いだ。

　また両選手のほか、松坂大輔、田中将大、岩隈久志、城島健司、稲葉篤紀ら強力メンバーで臨んだ同大会を「すごいメンバーだったな」と、当時の感動を回顧する投稿も多かった。（数字はビデオリサーチ日報調べ）