バーネット、レンジャーズと2年契約!
ヤクルトから大リーグ移籍を目指していたトニー・バーネット投手(32)がレンジャーズと2年契約で基本合意したことが10日(日本時間11日未明)、わかった。大リーグ関係者が「正式合意に近づいている」と明かした。
バーネットはシーズン終了後にポスティングシステムで譲渡金を50万ドル(約6100万円)に設定して大リーグ移籍を目指し、6球団と話を進めたが、30日の交渉期間に合意には至らず、期限の米東部時間6日(日本時間7日)を迎えた。
その後はフリーエージェント(FA)になって交渉を継続。代理人の団野村氏が7日からこの日までテネシー州ナッシュビルで行われていた大リーグのウィンターミーティングの会場に出向いて交渉を続け、目標としていた複数年契約を勝ち取った。
バーネットは06年ドラフトでダイヤモンドバックス入り。しかし、一度もメジャーに昇格することなく、10年に来日。ヤクルトでは2年目にリリーフに転向し、12年に33セーブでリーグ最多セーブ。今季は41セーブで2度目のタイトルを手にし、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。
レンジャーズでは抑えのトールソンにつなぐ、セットアッパーの役割を期待されている。
レンジャーズにはダルビッシュ有投手が所属。過去には、08、09年に広島で2年連続最多奪三振を記録したコルビー・ルイス投手と2年契約を結んでおり、日本の野球を高く評価している。