ロイヤルズ延長十四回サヨナラ

 「ワールドシリーズ・第1戦、ロイヤルズ5-4メッツ」(27日、カンザスシティー)

 ワールドシリーズ(7回戦制)はカンザスシティーで開幕し、ロイヤルズ(ア・リーグ)がメッツ(ナ・リーグ)を相手に延長十四回、サヨナラ勝ちした。延長十四回はワールドシリーズ史上最長タイ(3度目)で、5時間9分は史上2番目の長さだった。最長は05年第3戦の5時間41分。

 5時間を超える熱戦に、4番が決着をつけた。延長十四回、無死満塁。ホスマーは右翼へ飛距離十分のサヨナラ犠飛。「うちは決してあきらめない。チームとしての姿勢を示せた」と、胸を張った。

 一塁を守るホスマーは、手痛い失策を犯していた。八回2死二塁でゴロを捕り損ね、勝ち越し点を献上。「簡単ではない打球だったけど、捕るべき打球」。しかし九回、1死からゴードンが中越えに起死回生の同点ソロ。ホスマーは「あの一発で救われた。誰よりも喜んだよ」と明かす。そして延長十四回の打席で、ミスを取り返す犠飛を放った。

 六回にも犠飛を記録した4番打者は、球団記録を更新するポストシーズン通算25打点。勝負強さを発揮した。

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