なぜ「鳥貴族」が“昼12時”に開いているのか? 休日ランチ難民が注目する、意外な使い勝手
全メニュー390円というリーズナブルな価格がうれしい焼き鳥チェーン「鳥貴族」(本社:大阪市中央区)。居酒屋ということでほとんどの店舗が夕方から営業を開始するなか、梅田の飲食街「阪急東通り」のとある店舗では7月から土日祝の営業時間が変わり、なんと「昼12時」からオープンするように。
「鳥貴族」のイメージとはかけ離れた営業時間だが、はたしてそこまで早くオープンすることになった理由とは。同社の担当者に詳しく聞いた。
■ 土日祝は12時オープン、背景は「ランチ利用」のニーズ7月18日より土・日、祝日の営業時間を変更し、昼の12時より営業をしているのは梅田駅や大阪駅からほど近い場所にある「阪急東通り3号店」だ。
筆者も「鳥貴族」を利用するが、早くても15時や16時にオープンする店しか見かけたことがなく、「12時オープン」というのは珍しく感じる。同社の担当者によれば、やはり全国の店舗でもかなり珍しい営業形態だとか。
大幅な営業時間の変更は、かねてから同社が「従来の営業時間にとらわれず、お客さまの利用したい時間に合わせて営業することが必要」と考えていたことが背景にあるという。
居酒屋といえばやはり夕方から夜にかけて利用するイメージが強いが、鳥貴族では焼鳥やお酒だけでなく、ランチとしても楽しめる「鶏旨丼」や「とり白湯めん」、アイスコーヒーやカフェオレといったドリンクもそろっている。
また、唐揚げ・ポテト・赤ウインナー・ふりかけごはんなどがセットになった「トリキのお子様プレート」など子ども向けメニューもあり、いわゆる「昼飲み」の需要だけでなく、家族や友人との昼食など幅広い場面で利用が見込まれるということで、12時からの営業に踏み切ったという。
特に阪急東通り3号店が店を構える「東通り商店街」周辺は、休日でも多くの人々が行き交い、昼から食事やお酒を楽しむ人も少なくない。買い物やイベント、観光で訪れる人が、ランチや昼飲み、待ち合わせなど幅広いシーンで利用できるというのも大きな理由だ。
担当者は「『昼に焼鳥を食べたい』『梅田で昼から気軽に飲みたい』と思ったときに、阪急東通り3号店を思い出していただければうれしいです」とアピール。
またお昼の時間帯は比較的案内しやすいそうで、大人数での集まりや混雑を避けてゆっくり食事を楽しみたい人にもオススメだとか。休日の梅田といえばとにかくどこも混雑しており、カフェやレストランを求めてさまようことも多いエリアだが、これは意外な穴場かもしれない。
また今後については、同店の取り組みを通し、ユーザーの利用状況や反応、店舗運営への効果を検証したうえで判断するという。
「鳥貴族 阪急東通り3号店」は大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」の13番出口より徒歩4分。営業時間は月~金が17:00~1:00、土・日、祝日は12:00~1:00。
【関西の昼営業店舗(Lmaga.jp調べ)】
鳥貴族 あびこ駅前店(土・日12:00~)
鳥貴族 アメ村店(土・日12:00~)
鳥貴族 道頓堀中座店(土・日11:00~)
鳥貴族 千日前2号店(土・日13:00~)
鳥貴族 阪急東通り3号店(土・日12:00~)
鳥貴族 阪急三宮駅前店(土・日12:00~)
取材・文/つちだ四郎
(Lmaga.jp)
