「ほぼカニ」3000パックで巨大な“100”、神戸企業がギネス世界記録達成! 挑戦後は来場者に無料で配布
本物そっくりな練り製品「ほぼシリーズ」で知られる「カネテツデリカフーズ」(本社:神戸市東灘区、以下カネテツ)が6月20日、創業100周年イベントとしてギネス世界記録に挑戦。地元民やカネテツファンが見守るなか、見事認定された。
■ 「ほぼカニ」3000パック、社員46人で挑戦
このイベントは、カネテツが今年で創業100周年を迎えた記念企画として、「ほぼカニ」のパッケージ3000パックを使い、100周年を象徴する「100」の文字を制作。「パッケージ入り食品で作った最大の数字」に挑戦し、ギネス世界記録を目指した。
会場となった「神戸ファッションプラザ」(神戸市東灘区)では、ギネス世界記録へ挑戦するために選抜された46人の社員が、真剣な表情でパッケージを配置。線がブレないよう微調整しつつ、少しずつ巨大な数字が姿を現す。
当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、家族連れが多く訪れていた。はじめは「何をやっているの?」と不思議そうに眺めていた来場者も、ギネス世界記録に挑戦中と分かると、その場にとどまって、作業の様子を見守っていた。
作業開始から30~40分が経過して数字の形が次第にあらわになってくると、「きれいやねえ」といった声が会場のあっちこっちから聞こえてきた。
■ ギネス認定の瞬間に歓声、3000パックの無料配布も創業100周年を機に掲げたコーポレートスローガン「とテツもないぜ。」を体現する企画として実施された今回の挑戦。
会場にはギネス世界記録の公式認定員が立ち会い、カネテツの社員や来場者が見守るなか、完成した数字のサイズや配置などを念入りに確認していく。
約70分後、ちょうど3000パックの「ほぼカニ」を使い切って「100」の文字が完成。ギネス世界記録達成に向けて妥協を許さず、公式認定員による審査が始まる直前まで微調整がおこなわれた。
はたして結果は・・・見事にギネス世界記録を達成。代表取締役社長・村上寛氏へ認定書が手渡され、文字通り「とテツもない」100周年を飾った。
このイベントに使用した3000パックの「ほぼカニ」は、このあと保冷パックに詰めなおされて来場者へ無料配布されるとあって、会場には長蛇の列ができていた。
■ 次の100年へ、カネテツが掲げる新たな目標とは
「ほぼカニ」は2014年の発売以来、9000万パック超を販売する人気商品。今年は大幅にリニューアルされたという。
「カニ風味の持続性とより本物に近い食感を徹底的に追求して、カニ感をアップしました。先味から後味までカニのおいしさが続く味わいに仕上げています」。
創業100周年という節目の年に挑んだ世界一へのチャレンジ。神戸生まれの企業らしいユニークな発想で、会場を大いに沸かせた。
村上寛社長は「とテツもないぜ。」に込めた想いを次のように語る。「世界への挑戦、カネテツらしい独創性、そして関わるすべての人に笑顔と幸せを灯したい」。
これまで、業界初の保存料無添加や「ほぼカニ」の開発など、常識にとらわれない発想で新しい価値を生み出してきた背景には、「誰もやったことのないことに挑戦する」というカネテツらしさがあるともいう。
そんな挑戦のDNAを今後も大切にしながら、100年のその先も見据えて、まだ世の中にない価値を創り続けていこうという決意が込められている。
また、次の100年に向けての展望として「日本のネリメーカーから、世界のSEAFOOD COMPANYへ進化すること」を挙げる村上氏。
「食を通じて人の心を動かし、幸せを灯し続ける会社でありたい。その想いを込めて、私たちはこれからの挑戦を『幸せを灯す大航海』と呼んでいます」。
これからの100年も、カネテツは「おいしい!」「おもしろい!」「すごい!」「新しい!」といった心が動く体験を、食を通じて世界へ届けてくれるだろう。
取材・文・写真/平藤清刀
(Lmaga.jp)
