閉館まで20日きった『大阪万博』とともに開業の大阪 老舗ホテル、フィナーレイベント大反響

1970年の『大阪万博』の年に開業した「千里阪急ホテル」(豊中市)。3月30日の宿泊利用をもって閉館するに伴い、イベント『フィナーレ 縁あれば千里 ~56年間ありがとう~』を開催中だ。56年間の感謝の思いを込めて企画されたイベントを機に、さまざまな想いを胸に、多くの人々がホテルを訪れている。

◆ 「今までありがとう!」の声も。56年分の感謝を込めたフィナーレイベントが大盛況中国の故事を元にしたことわざ「縁あれば千里」から、「ホテルに縁のある方に、閉館までにもう一度会いに来て欲しい」という想いで企画された最後のイベント。館内各レストランやラウンジで感謝を込めた特別なメニューを用意した。

その他フィナーレグッズが付いた宿泊プラン、過去に同ホテルで結婚式や披露宴を挙げた人向けのウェディングメモリアル宿泊プランなどを企画。『メモリアルブース』の寄書コーナーにも、「長い間ありがとうございました」「なくなるのがさみしいです」「●年前に挙式しました。思い出のホテルです」など多くのメッセージが寄せられている。

スイーツだけでなくセイボリーのボリュームも人気の「さくららうんじ」のアフタヌーンティーは、予約スタートから即日完売。フィナーレグッズ付き、ウェディングメモリアルイベント対象の特別な宿泊プランもすぐに埋まった。

さらに2013年ごろまで定期的に開催していた『ワンコインカレー』(500円)が1日限定で復活。当日は、開始2時間前から並び列ができた。「久しぶりの開催だったこともあり、こんなに多くのお客様きていただけると思っていなかったのでびっくりしました」と、プロジェクトチームの荒木さんらも驚く盛況ぶりだった。

◆ フィナーレにあわせて、こだわりのグッズを制作・販売ホテルは「倉敷アイビースクエア」(岡山県倉敷市)などを設計した浦辺鎮太郎氏が設計。「建物のどこを切り取ってもレトロでかわいい雰囲気」だと、結婚式や会合などでも人気だった。

「千里の自然」をテーマに植物や野鳥などのモチーフを散りばめた、ホテルの特徴的なデザインを元に、マスキングテープとトートバックのグッズも初めて制作。印象的な照明やアイヴィーモチーフ、オレンジの屋根とアーチの窓など、温かみがあるデザインにまとめられている。(数量限定のため、なくなり次第終了)

そんなホテル内の印象深いモチーフをグッズ用に描いたのは、これまでもホテルのさまざまな制作物を手がけてきた竹原さん。来館者がホテルでの思い出を寄せる『メモリアルブース』のデザインも竹原さんの手によるものだ。「倉敷アイビースクエア」のある岡山県出身という縁もあり、長年勤めたホテルへの思い入れも特に強く、愛に溢れた人として、スタッフの間でも知られる存在だ。

竹原さんは、館内の飾りや建物などを、1本の線で繋いでデザイン。「いつかこの景色のマスキングテープを作りたかったので、実現してとても嬉しいです。ご縁が繋がるようにという想いを込めて、一筆描きで表現しました」と、デザインに込めた想いを明かした。

「千里阪急ホテル」の『フィナーレ 縁あれば千里 ~56年間ありがとう~』は、3月30日まで開催。詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/太田浩子

(Lmaga.jp)

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