ふりかけ「ゆかり」のメーカーが新作を発表→その名前に「絶妙なネーミング」「秀樹ファンが殺到します」と反響、関係あるのか訊いてみたら……
看板商品「ゆかり」で有名なふりかけメーカー「三島食品」の新商品が、「絶妙なネーミング」「秀樹ファンが殺到します」と注目を集めている。
広島のメーカー「三島食品」のふりかけといえば、その味もさることながら、毎度関心を集めるのはユニークなネーミング。「かおり」「あかり」「ひろし」など、人のような商品名が特徴だ。パッケージをモチーフにしたポーチや靴下などの雑貨グッズも人気で、その名の人に送って楽しむ人も多い。
そして、今回誕生したニューフェイスは「ひでき」。ひじきを醤油や昆布エキスなどで味付けした混ぜごはんの素で、もやし和えや和風パスタ、玉子焼きなどにも活用できる万能ふりかけだ。
発売に関するSNSの投稿をのぞいてみると「まわりも含め大喜び中」「これは見かけたら絶対買う」などといった声のほかに、「絶妙なネーミング」「ヒデキ感激」「秀樹ファンが殺到します」など広島県が生んだ名シンガー・西城秀樹さん(享年63)を彷彿とさせる声も。
名前の由来が気になったので、広報担当の新宅智彦さんに話を訊いてみた。
■ 首を斜め45度に傾けたら……──今回はなぜ「ひでき」に?
ひじきを主原料とした商品開発を進める中で商品名の検討を行っていたところ、以前よりお客様から推す声が多かった「ひでき」の文字を担当者が何気なく首を右に45度傾けて眺めてみると、「で」の中に「じ」という文字が隠れていることを発見。「ひじき」と読めることを偶然見つけました。
──なんたる偶然!首を傾けて「ひじき」の文字を発見されたとは、すごいですね!
そうなんです。なので、パッケージの「で」をうっすらとグレーに塗って少しだけ強調しております。是非、首を傾けて読んでみてください。
──SNSでは西城秀樹さんのファンの方々が反応されていますね。
西城秀樹さんをイメージして命名したわけではありませんが、ファンのみなさまにも商品の発売を喜んでいただけているようで大変うれしく思っています。
■「人の名前」のようなふりかけシリーズ、由来は?「三島食品」の名物となっている、人名を連想させるユニークな商品名。その由来をご存じだろうか?
例えば、ロングセラー「ゆかり」は、商品が紫色なこと・古今和歌集で「縁(ゆかり)」のあるものとして「むらさき草」が詠われていること・お客さまとのご縁を大切にしたいという思いもこめて、名付けられた。
「ひろし」は、「広島菜(ひろしまな)」が使用されており、その最初の三文字をとって命名。広島菜の認知度を全国レベルに上げるという裏ミッションも抱えているのだとか。
そのほか、「うめこ」は「ゆかり」「かおり」「あかり」がネット上で三姉妹と言われるようになって以来、初めて人の名前を意識した商品だそうで、社長の末貞操氏が「昭和の演歌歌手」のイメージから連想してその名が決まったとのこと。
また、2024年に発売され「美味しいけどガチで辛い」と反響のあった「しげき」については、辛みが強いことから「注意喚起」の意味も込めて名付けたそうだ(「ゆかり」「かおり」「あかり」「うめこ」「ひろし」「しげき」「ひでき」は三島食品株式会社の登録商標)。
取材・文/緑川翠
(Lmaga.jp)
