関東発激安スーパーが大阪に2店舗目開店へ!安い?安くない?オーケー店内を回って買ってみた

関西エリアに続々と新店をオープンしているディスカウントスーパー「オーケー」(代表:二宮 涼太郎)が、2026年1月27日に「オーケー野江店」(大阪市城東区)をオープンする。ナショナルブランド商品は地域一番の安値をうたう同社だが、安さ以外の特徴も含め気になるところ。2025年12月にオープンしたばかりの「オーケー新在家店」(神戸市灘区)の店内を回ってみた。

2024年11月に「オーケー高井田店」(大阪府東大阪市)で関西初出店を果たしてから、2025年は兵庫に5店舗をオープンし、2026年は大阪に7店舗の開業を予定する同社。大阪での2店舗目になるのが「オーケー野江店」だ。

同社は『高品質・Everyday Low Price』を掲げ、特売日はなく、毎日安いとしている。ディスカウントスーパー=激安が注目されるが、オーケーを取り上げる記事には毎回、「安かった」「そんな激安の印象無い」など両方のコメントがつく。店内巡りながら、その理由と特徴を探った。

◆ 狙いたいのは「オーケーオリジナル」、さらに「オネスト(正直)カード」をチェックまず安いと感じるのは、ナショナルブランド商品(大手メーカーの認知の高い商品)で、「競合店の売価を調査し、オーケーの価格が競合店の価格(特売品・目玉商品を含む)より高い場合、私たちは『競合店に対抗して値下げしました。』のPOPをつけ、値下げして販売します。」とする(競合店は、店舗から1キロ圏内)。ただし、これは1円単位の争いになりそうなので、大きく安いわけではないだろう。

ナショナルブランド商品以外では、オーケーのオリジナル商品が、純粋に安かったり、こだわりのわりにコスパが良かったりする。オリジナル商品といえども、ナショナルブランドの名前が堂々と掲げられていているものが多い。オーケーが特注でメーカーに大量発注し、低価格で提供されている。このオリジナル商品は、ポップに「オーケーオリジナル」と書かれているほか、メーカー希望小売価格からの割引率の記載がない(比較対象がないため)のが、それを見分けるコツとなる。

また安さと美味しさでお馴染みの「ロースカツ重」(291円会員現金税抜価格・以下同)、直径30センチほどもある「手作りチェリートマトのマルゲリータピザ」(484円)などの惣菜もオリジナル商品のカテゴリーに含まれる。お惣菜などのパッケージは美しさよりもコストを抑えるためにシンプルに黒い容器に統一するなどの企業努力も。

そのほか、生鮮食品も大量に陳列して前面に推ししているものが安いほか、同社のウリでもある、「天候不順で香りが薄め」などと安さの理由を正直に書いた「オネスト(正直)カード」がついた商品も価格が低いことがある。(逆に「オネスト(正直)カード」には、その商品の価格が高い理由が記載されていることもある)

◆ 「無塩せき」 「エコパック商品」など、安さと違うベクトルの「こだわり」もだが上記以外は、少し印象が異なる。たとえば牛肉は肉質等級4または5に格付けされた黒毛和牛を「1頭単位で買い付け」、冷凍で入荷した干物は冷凍のまま、新鮮な近郊の魚や肉の仕入れ、発色剤を使用していないソーセージやハムを「無塩せき」と表記して積極的に並べる(発色剤を使用している商品には「発色剤使用」と明記)など。

棚についた商品説明のほか、意識して商品棚の上を見上げて欲しい。そこには、商品のこだわりポイントや安さの理由、選び方のヒント、保存方法などがわかりやすく説明されている。価格そのものだけではなく、店内POPをしっかり読めば、賢い買い物ができるのではないだろうか。

ほかに筆者が注目したのは、肉などにトレイが使われていない「エコパック商品」が多く用意されていることだ。関西では、ここまで多く用意しているところはあまりないのではないだろうか。トレイではなく、厚めのビニール素材に入っており、トレイを集めて廃棄のために持っていく手間も省けるほか、買ったそのままで冷凍できるというメリットも。また、多少変形するので、かごや買い物バッグの隙間に入れやすく、場所も取らない。ほかのスーパーでももっと普及すればいいのにとさえ感じた。

この日、筆者が買って帰った商品を写真に撮った。オリジナル食パン、弁当2個、5個入り有田みかん、いちご(みのり)1パック、ブロッコリー、レタス、大容量の無塩せきのソーセージ、エコパックの国産豚薄切り370グラム、以上、非会員価格税込でほぼぴったり3000円だった。総合的に筆者は安いと思ったが、どうだろうか。

「オーケー野江店」は、1月27日オープン。営業時間は朝8時30分から21時30分まで(オープン日は朝9時から)。駐車場49台。売り場面積474.03坪。京阪本線「野江」駅から徒歩3分、JRおおさか東線「JR野江」駅から徒歩5分。

取材・文・撮影/太田浩子

(Lmaga.jp)

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