「明日のパン」「4枚切り」…パンの購入量、関西エリアが多いのなんで? さまざまな意見集まる
総務省統計局が毎年おこなっている「家計調査品目別都道府県庁所在地及び政令指定都市ランキング(2022年~2024年平均より)」の「1世帯当たり年間平均 都道府県別パン購入量」を地図に反映したものがSNSで話題に。リプライや引用では、関西人のパンにかけるお金や生活習慣など、さまざまな意見が飛び交った。
「1世帯当たり年間平均 都道府県別パン購入量」を地図に反映したのは、の地図情報の調査・制作・販売をおこなう企業「ゼンリン」。
投稿には「なんで関西付近の購入量が多いのかよくわかりません。なにか思い当たるふしありますか?」の問いかけがあり、それに対してリプライでは「明日のパンって言うもんなぁ」「小麦粉文化の中心ってことかな?」「朝食にコーヒーを飲む習慣があるからじゃない? 喫茶店も多いし」「関西の方が厚切りのパンを好むからだと思う」など、さまざまな考察が。
筆者が2022年にパンメーカー「神戸屋」(本社:大阪市東淀川区)を取材した際、パンは「関東=嗜好品、関西=食事」として広がったという、パン文化の歴史の違いを教えてもらった。
「関東はあんパンから親しんだため、お菓子であり、間食やサンドイッチ用として普及。関西は当社が外国人に食パンを提供したのを機にホテル、レストランを主な販売先として広がりました」といい、食事としてパンを食べる習慣が広く根付いていることは、購入量が多い理由の一つと言えそうだ。
それに加えて、関西のスーパーなどに並ぶ「食パン」は4~6枚切りが主流で、関東よりも厚切りのパンを好むことも消費量が多くなり、購入量が増える一因ではないかと思われる。
これだけパンが日常に根付いているからこそ、「明日のパン」という関西以外では使われない独特の言葉遣いも日常的に多用されており、「家にパンがないことは、米がないのと同等」くらいの感覚があるのかもしれない。
文/野村真帆
(Lmaga.jp)
