年末年始も営業!大阪駅前で「あったか温泉」だけじゃない…2025年開業「大人のレジャー施設」を体験
年末年始は「温泉でほっこりあたたまりたい…」そんな人も多いはず。駅から近く、ごはんも施設内で食べることができて、プラスアルファの体験もでき、清潔感がある場所で1日ゆっくりできたら…そんな場所が実在した。2025年3月オープン、大阪駅直結で天然温泉が楽しめる健康増進施設「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」(大阪市北区)だ。実際に館内を体験してみた。
JR大阪駅の目の前、「うめきた公園広場」横の商業施設「グラングリーン大阪南館」の3階という立地の同施設。天候に関係なく快適にアクセスできるのが、まずうれしい。入り口で靴を脱ぎ、カウンターでリストバンドをもらう。このバンドでロッカーの鍵はもちろん、施設内のさまざまな体験が管理できるようになっていて、発生した支払いも帰るときに一括清算ができるようになっている。
リラクゼーション、運動、プール、温泉・サウナ、岩盤浴、レストランなど、コンテンツが多いので、「ダイエット」「健康」「リラックス」などの目的を決めて、組み合わせたい。筆者は「リラックスしたい!」が一番だったが、リラックスのために運動もプラスすることにした。
ちなみに営業時間は早朝6時から夜中の12時半と長く、都合の良い時間帯に利用できるのもポイントだ(一部施設により営業時間が異なる)。最初は動きやすい服装に着替えて、訪問した時間に開催されているスタジオプログラムをチェックした。
◆「スタジオレッスン」体験してみた
フィットネス系グループレッスンは、ほとんどのレッスンが追加料金なし、入館料に含まれている。担当者によると、特に人気なのは「ZUMBA」「エアリアルヨガ」「ボクシングエクササイズ」「ピラティス」などだと言う。
インストラクターによるレッスンもあるが、映像や音声によるプログラムも大量に用意されているので、分刻みにさまざまなプログラムがスタートするので、元気が続くかぎり、いくらでも参加できる。
今回は最初に、「暗闇バイクエクササイズ」を選択して予約。これは大画面に映し出される近未来的なサイクリングロードを、音楽にのせてバイクマシンで走るプログラムで、暗闇なので周りも気にならず集中して走ることができる。負荷は自分で選択できる。映像のおもしろさもあって、50分はあっという間だが、筆者には若干キツかった(笑)。
ボクシングエクササイズやラテンミュージックに合わせてエクササイズする人気の「ZUMBA」プログラムも気になったが、もう少し緩い運動をしようと次に選んだのは、バレエの要素を入れた姿勢を整えるスタジオプログラム。背筋がシュッと伸びた気がして、肩周りも楽になった。
そのほか、ピラティスやボディメイク、ヨガなどの体幹を整えるプログラム多数あり、フィットネスジムなども完備している。
◆天然温泉はもちろん、温水インフィニティプール、瞑想も体験
室内プールと屋外の温水インフィニティプールでうめきたの景色を見ながら、ぷかぷかしたあと(プールでのプログラムもあり)、「脳を休める」という魅力的なプログラム名にひかれて瞑想することに。
「メディテーションケーブ」という、柔らかい洞窟のような薄暗い部屋で、音声に合わせて呼吸に集中する。プログラム前後で専用端末で心拍数を測り、リラックス度合いが確認できるのだが、満点の効果で大満足。
体も脳も休まったところで、大浴場へ。こちらでは「神戸みなと温泉」から運ばれてくる炭酸水素ナトリウム(重曹)と塩化ナトリウム(食塩)を多く含む天然温泉が楽しめる。「天然温泉源泉風呂」のほか、「高濃度炭酸風呂」など9種類のお風呂、足湯付きの「アロマモイスチャーサウナ」や「フィンランド式サウナ」もあり(男女で用意されているサウナは異なる)、芯まで温まった。
今回は時間がなく食事ができなかったのだが、館内着で発酵料理がいただける掘り炬燵式のレストランなどもあり、体の中からも美容と健康の向上が望める。また、休憩スペースも用意されていて、外に出ることなく1日過ごせる。
天然温泉やインフィニティ-プールに注目が集まりやすいが、実際に体験してみると、自分次第でいろいろな楽しみ方ができる、「大人のためのレジャー施設」だった。
「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」の入館料は、「ベーシックプラン」平日3190円、土日祝3740円。屋外プールと岩盤浴・溶岩浴を含めた全ての施設が利用できる「1DAYパスポート」は平日7040円、土日祝9020円。(12月27日~1月4日も土日祝料金適用で営業、税込、アプリ会員(無料)の割引料金あり、そのほか目的に合わせて選べるセットプランあり)。入館は12歳以上。
なお、現在1月31日までの期間限定で、屋外温水インフィニティプールが無料となるキャンペーンを実施している。通常2200円(土日祝3300円)プールに入らず、うめきたの景色を、という楽しみ方も可能。詳細は公式サイトにて。
取材・文・写真(一部)/太田浩子
(Lmaga.jp)
