大阪・梅田の進化が止まらない…【2025年に誕生】注目施設まとめ
JR大阪駅前の「うめきた」は、大阪駅直結の複合施設「JPタワー大阪」や「イノゲート大阪」、「うめきた公園」が2024年夏に開業するなど、大開発が進んだエリア。続けて2025年、「グラングリーン大阪」南館と、「うめきたグリーンプレイス」が立て続けにオープンした。
■ 初日は15万人以上が来場「グラングリーン南館」2024年に一部を開業していた「グラングリーン大阪(うめきた2期開発事業)」が、南館を今年3月に開業。グランドオープン初日には15万人以上が来場し、話題となった。
世界最大規模の都市型公園「うめきた公園」の南側に位置し、関西初進出のカフェ「TOM CAT BAKERY」や「タリーズコーヒープライムファイブ」をはじめとする飲食店、地下1階には世界各地で展開されている大規模フードホール「Time Out Market」がアジア初進出、うめきた公園を臨める「インフィニティプール(温水)」が楽しめる健康増進施設「うめきた温泉」など、ショップ&レストラン55店舗が揃う。
さらに、ヒルトン最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」、ホテル阪急が手掛ける「ホテル阪急グランレスパイア大阪」の2つのホテルも開業した。全体まちびらきは、2027年度を予定している。
■ 日常使いを意識「うめきたグリーンプレイス」都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」は、3月21日に開業。地上3階建てと比較的コンパクトな施設となっており、「モスバーガー」「ミスタードーナツ」「吉野家」「ケンタッキーフライドチキン」「丸亀製麺」の5店舗が入ったフードコート、カフェやレストランといった飲食店を中心に構成される。
「JR大阪駅」直結という利便性の高い立地ながら「うめきた公園」にも隣接する緑豊かなロケーションが自慢。公園や梅田の街を眺められるよう全席を窓側に配置したレストランなど、ロケーションを活かした店づくりにも注目だ。
■ 回遊性が高まる…新デッキも開通開発が進んだ同エリアの回遊性を高める歩行者デッキも4月に開通した。「イノゲート大阪」と「うめきた2期区域(グランリー大阪南館)」を接続し、大阪駅の西口方面から「うめきた2期区域」へアクセスできる新たな歩行者動線に。「うめきた2期区域」先行まちびらき(2024年9月)では、うめきたグリーンプレイスと既存大阪駅方面を接続する歩行者デッキを先立って開通していた。
■ 2024年開業「JPタワー大阪」JR大阪駅前の旧・大阪中央郵便局跡地(大阪市北区)に開業した、高さ188mの超高層ビル「JPタワー大阪」。地下1階~6階には商業施設「KITTE大阪」が入り、関西初の繁盛店が多数の地下1階・横丁ゾーン「うめよこ」や2階・日本各地のアンテナショップのほか、6階の一部には客席数が最大約1300席の劇場「SkyシアターMBS」なども。
11~27階はオフィス、29~38階にはホテル「大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション」が入っている。
■ 2024年開業「イノゲート大阪」地上23階・地下1階建てで、呑みに特化したフロアや書店併設のカフェ、オフィスなどが入居する「イノゲート大阪」。3~5階は飲食エリアとなっており、3階には近隣の「ルクア大阪」で人気を博すバルゾーン「バルチカ」の派生ブランド「バルチカ03」が入居。また、30代後半から50代の男性をメインターゲットとした「横丁ゾーン」も配置し、価格を抑えた居酒屋やバルが集結している。
6階は「蔦屋書店」を手掛ける「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」によるオフィスロビーとなり、オフィスフロアへの入口に。書籍・文具・食雑貨、軽食類などもあり、シェアラウンジとしても利用も可能。
■ 2024年一部開業「うめきた公園」都会の真ん中で紅葉や滝の水景が楽しめ、新たな梅田のランドマークとなった「うめきた公園」。1万人規模のイベントも開催できるほどの広大な敷地を持ち、2025年にはファッションブランド「PRADA(プラダ)」のカルチャーイベントがおこなわれ、SUPER EIGHTの大倉忠義と村上信五、仲里依紗、のんら多くの芸能人が来場した。
現在は南公園と北公園の一部、全体の7割程度がオープンしていたが、今年10月に大阪市が「『(仮称)うめきた公園』の工事に本格着手します」と発表。約4.5ヘクタールのうめきた公園の工事について、2027年春頃の全面開園をめざし本格着手する。
大阪市によると公園の特徴は、先行してオープンしている南公園は「都市的な空間」、そして新たに誕生する北公園は「緑が多く自然豊かな空間」としており、それぞれに水景や桜を配置することで、象徴的な風景を創出し、自然を楽しめる名所を作るという。
(Lmaga.jp)
