大阪4店舗目のスーパー・ロピア、店内アナウンスの謎…「買い物に来る場所じゃありません」?
人気スーパーマーケット「ロピア」(代表:木勇輔)が12月5日、大阪市内では4店舗目となる店舗をオープンした。初日に行ってみると店内では「ロピアは買い物に来る場所ではありません~」と、なんとも興味深いアナウンスが流れており…その意味とは一体?
■ 目指すのは唯一無二!「食のテーマパーク」「ロピア」は現在国内外を含め144店舗(大阪府内は28店舗)あり、この短期間で新店舗を含め国内で多数の店舗が続々とオープンしている。同店最大の特徴は、各食品部門の「チーフ」が経営者として厳選した仕入れをおこなっているということ。例えば、青果部門はブランド野菜をメインに展開し、精肉部門は国産牛を一頭買いして高品質な精肉を販売する…など各部門が力を入れている。
お客がそれぞれ目当ての商品を探しているなか、店内で流れていたのは「ロピアは買い物に来る場所ではありません。楽しみにくる場所です」というアナウンスだ。筆者は耳を疑ったが、担当者に聞くと「うちは他店舗では見かけない珍しい商品が多くて…珍しいものがあると楽しいですよね。それ以外の仕掛けもありますが、楽しいスーパー=食のテーマパークを表現しています」と笑顔で回答してくれた。
実際に店内を回ってみると「ネタが大きい」と話題の寿司や、マグロのいろんな部位が楽しめる「鮪ブーメラン」、厚さ10cm以上の塊肉など、確かに他の店舗では見たことのない商品が数多く並んでいた。そのほかパンやお菓子も「ロピア」のオリジナル商品が目立っていた。
またそれだけではなく、テーマパークをイメージしたであろう壁画に加え、各コーナーごとの鮮やかなポップ、そして「ジャンプせな届かんやん…」な高さまで積み上げられたお菓子なども、「お客様のワクワク感を駆り立てられたら」という思いからだという。
初日に来店していたお客にも話を聞くと「安いのに質が良いのがうれしい」「他のスーパーではあまり見ない食材が多いです」「お肉はここでしか買いません」など、ここだからこその特徴を語ってくれる人も。
オープン後30分以内に店内が満員になっていた「ロピア」。ただ必要な食材を買いにいくだけでなく、「斬新さ」「面白さ」「ワクワク感」のような他のスーパーでは得られない感情を求めてやってくるお客も多いのかもしれない、と実感することができた。
「ロピア 新高店」(大阪市淀川区新高5-17-11)の営業は10時~20時。阪急神戸本線「神崎川駅」より徒歩約6分、阪急宝塚線「三国駅」より徒歩約10分の場所に位置する。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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