シンプルなのに旨すぎ...十三の行列ラーメン店「桐麺」が梅田に進出、駅近でアクセスも向上
十三で行列のできるラーメン店「桐麺」が、12月1日に商業施設「リンクス梅田」(大阪市北区)内にオープン。アクセス抜群の梅田に店が誕生し、その味をさらに気軽に楽しめるようになった。
■ 梅田の駅近で名物「桐玉」が味わえる2014年に十三にオープンした同店。創業者・桐谷尚幸さんは、2023年播州加西市に移住し「Ramen Dream 桐麺」を開いたが、「なんとかこの桐麺を大阪に残し、沢山の人に届けたい」との声を受け、フランチャイズ可することを決意。十三総本店も「桐麺Japan」に渡し、ノウハウとレシピを完全継承した。
同店名物の「桐玉」(温・冷1000円)は、オリジナルブレンドのスーパー桐麺粉を使用したモチモチつるつるの平打ちストレート太麺で、茹で時間は12分。とにかく麺線が美しい。その1杯は濃厚な卵「蘭王」と、特製塩ダレのみという、シンプルな構成になっている。
一気によく混ぜてからすすれば、ほどよい特製塩ダレの塩味と旨み、そして卵のコクと甘さが口に広がり、ドゥルリンとしなやかな麺の滑らかさが訪れる。
また噛めばグイッとコシがあり、小麦の風味が香る...と、気づけば麺量約320gがスルスル胃に収まり、あっという間に完食するほど絶品だ。また、味変には桐玉専用味変だし醤油を数滴垂らすか、シメごはん100円ダイブしたのちにちょいがけで十分。
椀に残った塩ダレと卵には、シメごはんをダイブ。これで旨みを最後まで逃すことなく味わえるからうれしい。一杯で二度三度楽しめるのだ。しかも年中無休、通し営業で乗り換え途中にも梅田で飲んだ後のシメにも絶品麺が味わえるのだからたまらない。
さらに、今後は、桐玉に用いる特製塩ダレと鶏油をベースにした炒飯も、新メニューとして構想中だという。また、店舗は現在十三総本店、門真店、名古屋金山店を展開中。今後は京都、名古屋名駅、福岡、ベトナムもオープン予定と勢いが止まらない。
「中華そば 桐麺 梅田店」は「ヨドバシカメラ梅田リンクス」地下1階(御堂筋北改札から徒歩1~2分)にオープン。営業は11時~23時(金・土・祝前日11時~24時、売り切れ次第終了)。無休。
取材・文/曽束政昭 写真/Lmaga.jp編集部
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