「敬意とお祝いの気持ちを伝えたくて…」M-1王者・たくろうの快挙に、KSD京都産業大学が粋な反応

12月21日に開催された漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(ABCテレビ)で、21代目王者となったたくろう(赤木裕、きむらバンド)。大会で披露されたネタ中に「京都産業大学」に関するフレーズが登場し話題となったが、赤木が同大学のOBであることから、大学側や出身学部よりさまざまな形で祝福が寄せられている。

史上最多エントリー数1万1521組となった今年の『M-1グランプリ』で、見事優勝を果たしたたくろう。ファーストラウンドで披露した「リングアナ」のネタで赤木が繰り出した「KSD、京都産業大学ー!」というフレーズが爆笑を呼び、Xでも「京都産業大学」がトレンド入りしていた。

同コンビの優勝を受け、同大学の広報アカウント(京都産業大学【公式】@むすぶくん)は、「たくろうさん、おめでとうございます!! KSUよりもKSDのほうが一般的になってしまったのではないでしょうか…笑」と、放送後の22時31分にいち早く祝福の声を投稿。

また赤木が同大学の経営学部卒業生ということで、翌日の22日には学内にも優勝を祝う貼り紙が登場。

そして大学の公式ホームページには在間敬子学長によるメッセージが寄せられ、「決勝の舞台で『KSD』の名が呼ばれた瞬間、学生、OB、教職員一同、一瞬だけ耳を疑いましたが(笑)、それ以上に大きな笑いと感動をいただきました。本来、本学は『KSU』ですが、今日から本学は『京都で・すごい・大学(KSD)』を自称いたします」といったコメントも。メッセージに合わせて特製ロゴ「KSD」も作成され、粋な祝い方を見せた。

さらに、出演ラッシュを終えた赤木が、23日の朝8時58分にX上で「KSUなのにKSDと言ってしまってすみません!!ほんとに京都産業大学のおかげで優勝できました!!ありがとうございました!!あったか大学!!!」というアンサーをするなど、心温まるやり取りも。

一連の対応について、同大学の広報部に問い合わせると、「まずM-1グランプリという年末の大きなイベントで優勝されたことに対し、敬意とお祝いの気持ちをお伝えしたく学長のコメントを掲載いたしました。また、受賞者の一人である赤木氏が経営学部卒業生だったこともあり、経営学部として独自にあのような掲示をおこないました」とコメント。

そして「関係部署がそれぞれの立場で喜びを共有しつつ、思いを込めて対応をした形となっています」と、大学の各所が一丸となってたくろうの快挙を祝福していることを明かした。

取材・文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス